営業再開のお知らせ

生産者の顔

森川仁右ヱ門商店

このわたの原料であるなまこは、能登の内海、穴水湾で獲れます。

なまこは、ウニやヒトデと同じ棘皮動物の仲間で、無脊椎動物としては大きく成長します。マナマコの寿命は約10年ほどで、大きいものは体長30cmくらいになりますが、市場に生の状態で出回るものは体長10cm前後のものが多いようです。 能登の内海で漁が盛んに行われており、解禁後すぐよりも冬が近づいて水温がぐっと下がるころがマナマコの旬で、「冬至ナマコ」と呼ばれることもあります。

マナマコの漁

マナマコは、底引網や素潜り、「ナマコ八尺」と呼ばれる道具を使った桁引きという漁法で獲られます。また船上から箱メガネを覗いて鉤でひっかけて獲ることもあります。また、各地で稚ナマコの放流や人工漁礁を造るなどの方法で養殖が行われています。

なまこを加工します

森川さんは現在で5代目。普段は夫婦2人で作業していますが、忙しいこの時期は近所の主婦に応援に来てもらい、早朝からの作業です。

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このわた(なまこの腸の塩辛)【日本酒とよく合います】このわた(なまこの腸の塩辛)【日本酒とよく合います】

鹿渡島定置

鹿渡島定置漁師たちが力を合わせて働く

地元ではJAや道の駅で販売、夕方になると品薄に

魚を下処理して販売しているので、使いやすさと安心、お手頃価格とで、夕方には売り切れてしまうほどの人気。面倒な三枚卸しや小骨抜きなど、一尾一尾手仕事で処理しています。先日は、イワシの三枚卸しを買って、かば焼きでいただきました。サクのおさしみは、獲れたてをすぐさばいているので、弾力があってぷりぷり。

漁業がやりたい!若者たちが働く漁師の会社

平均年齢が30代の漁師の会社、鹿渡島定置。 県外から漁師を志してやってきた若者も多く、浜には活気があふれています。 朝が早くてつらいときもあるけれど、海に出たら血が騒ぎます、と話すのは、 20代で船頭になった順毛さん。海が好きでこの仕事に就きました。風や天気を読み、 定置網の魚の入り具合を見て、乗組員に指示を出す。鹿渡島定置では、船頭はじめ役員は 立候補制になっていて、何よりも“やる気”を尊重しています。

抜群のチームワークできびきび仕事をこなす

鹿渡島定置では、早朝3時に漁に出て、船上でシャーベット締めにします。5時に帰港し、 魚の種類ごと、大きさごとに選別し、重量を量り、氷を詰めてトラックに積み込みます。 ホースで洗い流し、片付け、明日の氷の用意。わずか1時間ほどの間に、作業はスイスイ進みます。 それぞれの持ち場の仕事をきっちりこなし、足りないところを補い合いながらの見事な連携プレーです。

出荷できない規格外の魚を使った漁師の朝ごはん。見た目は無骨でもハートに沁みるあったかさ

取材で漁師の朝ごはんをいただきました。お箸から滑り落ちるほどの弾力のおさしみ、魚まるごとだしがたっぷりきいたおみそ汁、いかのしょうゆ漬け、菜っ葉のおひたしに大盛りのごはん。毎日、漁が終わったあと、社員全員で朝ごはんをつくって全員で食べます。準備から配膳、後片付けまで、キビキビした連携プレーでチームワーク抜群。こんなところからも信頼関係が見てとれました。

輪島の海女さんとあわび祭り

若い海女さんが大活躍する輪島さん

海女さんは、海の番人

海女漁の女性たちは、たくましく働き者だ。最高齢現役は90歳を超える。「17~18歳頃から漁に出るし、子どものときから遊びで潜っとる」。若い人からベテランまで年齢層は幅広い。海女漁をする人は輪島の海士町の住民だけで200名ほど。一地区でこれだけの海女を有するのは日本一とか。

海女さんは自分の肺活量だけで、一回で一分ほど潜る。心臓が強く、息が長く、視力が良いのが海女の条件。深く潜れば潜るほど、水圧が増し水温も下がる。障害要因は、小さい頃から経験を重ねることで鍛えている。それでも「深いところは若いもんに任せる」。

舳倉島産の海女採りアワビやサザエは年々人気が高まる。潮の流れが速いため、アワビの身は厚く風味食感ともすぐれ、サザエはワタまで食べられる。

「アワビでも3種類いて、クロアワビがたくさん採れると嬉しい」と海女さん。それぞれ形が違うから見分けられる。「潮の流れが速いから身がしまりコリコリとした歯ごたえ、餌がいいから味もいい」。

ここ数年、地球温暖化の影響か海女さんたちの収入源であるアワビやサザエの収穫量が減っている。収入を補うため、天然わかめや海藻も採り、漁を続ける。酸素ボンベを背負わない素潜り漁は、採る量に限界がある。海からの贈り物を採りすぎないよう見張りながらの海女漁は、くらしと漁とが一体となった地域の文化や共同体の維持につながっている。

押すな押すなの大盛況!選ぶ目つきも真剣そのもの「輪島あわび祭り」

毎年人気が高まる輪島のあわび祭り、あわびを買い求める人で早朝から長蛇の列ができています。見てください、このあわびを選ぶ真剣な表情を!
岐阜、横浜、福井、金沢、京都、大阪と全国から集まってきています。「ネットを見て来た。」「地元でもあわびは獲れるが、なんと言っても輪島舳倉島産は味がいい。」「毎年来ている」という人も。
価格はキロ単価で計算します。早い人は朝6時前から並んでいたそうです。お財布からは、惜しげもなく一万円、二万円が出されます。それほど価値のある海女採れあわび、味が超逸品!一人で何個も買っている人も大勢。家族へのおみやげでしょう。

海女さんたちも自ら販売

お客さんの質問に答える初々しい海女さん 自分たちが採ったわかめやあわびを販売する若い海女さんたち。海女採れあわびは、海女さんが素潜り(酸素タンクなどをつけずに自分の呼吸だけで潜ること)で採ったあわびです。
潮の流れの早いスポットで採れるあわびは、身がしまっていてコリコリとした歯ごたえがあります。餌がいいから味もいい。ツノ(肝臓)も生臭さはまったくなく、苦みがおいしい。
海女さんは自分の肺活量だけで、一回で一分ほど潜って探してきます。心臓が強く、息が長く、視力が良いのが海女の条件。深く潜れば潜るほど、水圧が増し水温も下がる。さまざまな障害要因は、小さい頃から経験を重ねることでクリアしている。それでも「深いところは若いもんに任せる」。
海女さんが作ったあわびごはんは、あわびのエキスが何ともいえず濃く、磯の香りに酔いそうなほど。これまで食べたどの炊き込みごはんよりも濃く、うまみが濃すぎる!

ゆであわびを丸かぶり!

その場でゆでてもらって丸かぶり。あわびの丸かぶりなんて、初めてのことで、とても贅沢。エキスが濃くて脳天どっかーん!恍惚の境地に誘われました。

おいしいものを食べると人は幸せになる

会場はあわびや海の幸を焼いて楽しむ人で熱気ムンムン。どの顔も幸せそう、おいしいものを食べると、人は幸せになる。みな笑顔!おいしいもの、本当の食とはこういうことだ、としみじみ。来年もあわび祭りはありますが、来年まで待てない方はお取り寄せしてみてください。

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海女採りあわび3個セット 海女採りあわび3個セット

竹森ぶどう園

太陽の恵みをいっぱい浴びた糖度の高いおいしいぶどう

発送日の早朝に収穫し、とれたてのぶどうを産地直送でお届けします エコファーマーの認定を受けている竹森ぶどう園では、安心・安全を求め念入りに土づくりで農薬を減らしても病気に負けない健康なぶどうの木を作るために徹底的にこだわっています。園内には、30品種以上のぶどうを栽培しており、選りすぐりのものを発送日の早朝に収穫し、もぎたてのぶどうを産地直送でお届けしています。ぜひ、一房一房丹精込めて作られたみずみずしいブドウをお楽しみください。

エコファーマー認定農家の竹森ぶどう園

エコファーマー制度とは平成11年に施行された「持続性の高い農業生産方式の導入に関する法律」に基づき、県知事が認定した農家に与えられます。
  • 良質たい肥の施用によって土づくりを行い、土壌改善を図って完熟たい肥を用いる。
  • 化学肥料は、有機質肥料を利用するとともに、流亡率が高い冬基肥の体系から秋肥+春肥体系へ変更、窒素施用量の低減に努める。
  • 病害虫防除及び雑草防除としては、環境負荷の少ない生物農薬やフェロモン剤を利用し、防除回数の低減に努める。
  • 農薬使用回数の低減を図る。
などの基準をクリアーした農家に認定が与えられます。

エコ農業者認定の竹森ぶどう園3代目、竹森さと子さん

ぶどう農家3代目の竹森さと子さん 男勝りに見える竹森さと子さんは、小麦色の肌にニコニコした少しシャイな女性。料理や裁縫も好きだという家庭的な一面もある。さと子さんの家はぶどう専業農家。姉や妹が嫁いで行く中、家業を継ぐのは自分しかいないし、外の世界も見てきたから今度は親孝行の番だ、とぶどう農家の3代目になった。「今の仕事はきついけど楽しいです」という。案内してくれたハウスの中は散水後のむせ返った土の匂いが立ちこめていた。

甘いぶどうは土づくりから

ふかふかの自家製堆肥 6月から9月のシーズン中は休みがない。たわわに実った房が延々と続くハウスの中は甘い香りに包まれ、多い日は100人以上ぶどう狩りに訪れる。竹森ぶどう園のぶどうは、低農薬・有機栽培が特長。安心安全を求め、特に土づくりは念入りだ。農薬を減らしても病気に負けない健康な木を作る為に徹底的にこだわっている。剪定した枝で作る自家製の堆肥はフカフカして軽く心地よい土の匂いがする。乾燥しすぎないように霧吹きで土を湿らせることも忘れない。自家製堆肥を漉き込む土づくりの効果は、ぶどうの甘みに現れる。ぶどうの表面を薄く覆う白い粉は糖度の目印。農薬散布の跡ではなく完熟した目印なのだ。この甘味の強いぶどうを求めるリピーターが絶えない。

多忙なシーズンは休み無し、ぶどう農家は体力勝負

竹森ぶどう園は一家で切り盛りする 園内は30品種のぶどうが栽培されていて、色や味、大きさ、香りもそれぞれ違う。一番人気は「シャインマスカット」。通常のマスカットの粒より楕円型で、種が無く皮ごと食べられシャリ感がある。ちなみにさと子さんのお気に入りは「ノースレッド」という紅色のぶどう。芳香性が強く、ぶどうジュースのような甘い香りがする。蜂もよく来るそうだ。
元気なぶどうの木を育てるためにハウス内の温度管理に神経を尖らせる。日が射せば春先でも40度になる。天候に左右される事も多く、夜中じゅう見張りをする日もある。水やり、換気、木の状態を観察、品種によって育て方も違う。
シーズンオフは、ハウスのビニールおろし、施肥、溝掘り、剪定、堆肥作り、ハウスの修理、錆び止めのペンキ塗りとかなり体力仕事が多い。「力のある人に手伝ってもらえたらいいなぁー」切実に言う。母親由起枝さんと親勉さんと一緒に。笑い声の絶えない親子3人で切り盛りする。

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赤色の日はお電話でのお問い合わせをお休みさせていただいておりますのでご了承ください(お買い物は可能です)

●週末の定休日に到着をご希望の場合は、配送の手配の関係上、遅くとも金曜日の午前10:30までにお申し込みをお願いします。




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Fのさかな本舗スタッフより

ご来店いただきありがとうございます。私たちFのさかな本舗スタッフは、能登からさかな文化と情報を発信する情報誌『Fのさかな』を制作しています。誌面で取り上げたとっておきの能登の魚介、お取り寄せでしか食べられない厳選した能登の味をお届けしています。

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