揚げかまぼこの老舗安治の自信作、ふわっと軽い浜揚天

能登七尾は港町、たくさん獲れたさかなを保存し、手軽に食べられるようにと考え出されたのが、浜揚天。浜揚天を作って100有余年の、中野社長においしさの秘密をうかがいました。
「食べてもらえばわかりますが、浜揚天はふわっと軽いんですよ。無添加のすりみに、能登の魚介や野菜を練り込んでいます。練り込む具材によって、微妙に味付けや配合を調整しています。おすすめは、いかとび子天。飛び子（トビウオの卵）がぷちぷち、イカがもちもち、食感も楽しめます。」

100年企業の秘訣は？
私で４代目、先代の味を守りつつ、時代のニーズも取り入れて作っています。おいしさはもちろん、無添加で安心して食べていただけることが、創業以来変わらないこころです。看板商品である浜揚天を、当時のままに楽しんでいただこうと石川県七尾市にある能登食祭市場内の店舗では、揚げたてをその場でお召し上がりいただけます。

魚河岸のファーストフードは能登食祭市場の安治で！

食祭市場にある店舗「安治」では、揚げたてをその場でお召し上がりいただけます。取材後、私も能登食祭市場に直行し、あつあつをほおばれば、これぞまさしく魚河岸のファーストフード。ふわっと軽い食感で一枚ペロリと平らげてしまいました。